男子テニスのリシャール・ガスケは、ジュニア時代から天才といわれているのに、ビッグ4にはなかなか勝てません。
そんなガスケの天才たる所以や錦織との相性について調べてみました。
ガスケはバックハンドの天才?
片手バックハンドが得意なリシャールガスケは、ジュニア時代から天才と言われてきました。
それゆえ、メンタルでは弱い部分があり、ここぞというときの気迫や絶対に負けたくない!という負けん気が強くない印象がありました。
あのナダルと同世代でありながら、ジュニアのころはナダルより先に頭角を現しました。
このあたりが、ガスケが天才と言われる所以なのでしょう。
フォアハンドは弱い
フェデラーやナダルがそうなのですが、男子テニスでの王者たる所以は、「フォアハンド」なんですよね。
フォアだけ強くても勝てないですが、勝ち続けるためにはフォアハンドが武器である必要は絶対ですね。
その点、ガスケはバックハンドが強すぎるためにフォアハンドが弱いです。
弱点とまではいかないですが、フォアで一撃で決める、というパターンは少ない選手です。
ガスケの得意パターンはバックの打ち合いで、ダウンザラインに持っていって相手を崩すことが多いので、フォアハンドはバックほど展開力がありません。
ガスケが世界ナンバーワンになれなかったのは、フォアハンドの弱さが要因のひとつになるでしょう。
ビッグ4との相性は?
ビッグ4(フェデラー・ナダル・ジョコビッチ・マレー)との相性うんぬんよりも、実力が頭2つ3つ以上飛びぬけてるので、
という結論になってしまいます。
ビッグ4に対して相性がいい選手なんていないですからね。
ですので、ほぼすべての選手がビッグ4のカモにされています。
錦織との相性は?
錦織の天敵としても知られ、幾度となく錦織の前に立ちはだかり錦織に対して圧倒的な勝率を誇っていました。
どうも錦織はプレースタイル的にガスケやワウリンカなど片手バックハンドの相手に弱いですね。
ガスケやワウリンカはバックハンドの打ち合いになると、先にダウンザラインに展開するので錦織からすると相性がよくないのかもしれません。
まとめ
ここまで、ガスケが天才といわれてきた理由やビッグ4・錦織との相性について書いてきました。
ガスケはジュニア時代からナダルよりもいい成績を残していたため天才といわれてきましたが、ビッグ4の台頭によりトップ10選手の一人として埋もれてしまいました。
個人的には、すごく好きな選手の一人なのでずっとガスケの天才的なバックハンドは見てたいですね。