お豆腐を作る時の凝固剤として使われる「にがり」が肌に良いということはひと昔前に流行りましたね。
そんなにがりから作られたにがり化粧水、誰でも肌に良いというわけではないことをご存じでしょうか?
にがり化粧水は、敏感肌の人が使うと副作用を起こす可能性があります。
本記事では、にがり化粧水の副作用について説明いたします。
にがり化粧水は敏感肌の人だと副作用が起こる可能性あり
「にがり化粧水を使うと肌がツルツルになって高級スキンケアがいらないくらい」と絶賛する人がいる一方、実はにがり化粧水は「副作用が出た」と悩んでいる人がいるのも事実です。
どういう人に副作用が出ているかというと、アトピー肌や敏感肌など通常よりもバリア機能が弱めの人に副作用が出やすいようです。
にがり化粧水で副作用が出る理由:ミネラル
では、どうしてにがり化粧水を使うと肌が弱めの人は副作用を起こしやすいのか?
そもそも、ミネラルはアレルギーの原因を抑制したり毛穴の中の老廃物を排除したりする効果が期待できます。
人間の肌に必要とされるミネラルを意識して摂取することで起こる美肌効果と言っても良いのですが・・・
この「意識して摂取すること」が原因で、ミネラルを刺激と感じてしまうことが、敏感肌の人にはあるのです。
ミネラルを摂取すると過敏に肌が反応してしまう
例えば、アトピー肌の人は海水が刺激となりやすく、痛みや痒みが出ることがありますね。
これは、海水に含まれるミネラルなどの成分がアトピー肌を刺激していることが原因。
つまり、肌が弱めの人は意識的にミネラルを摂取してしまうと過敏に肌が反応してしまう可能性があるのです。
アトピー肌や敏感肌の人は、普通肌の人に比べてバリア機能が弱いのでこのような症状が起こってしまうのでしょう。
そのため、肌が炎症を起こしやすい人はにがり化粧水を使用しない方が良いこともあるのです。
にがり化粧水の口コミは?
にがり化粧水は色々な商品が出回っていますね。
確かに良い口コミもありますが悪い口コミも目立つ時があります。
その悪い口コミをチェックしてみると、大体「肌があっという間に乾燥してしまう」「保湿力が足らない」など、潤いに不満を持っていることが多い印象を受けました。
つまり、にがりから作られた化粧水は老廃物を除去するためには良い化粧水かもしれませんが、人間の肌にとってとても大切な「潤い」を与える効果は弱めだと考えます。
潤いがしっかり与えられない化粧水を使ってしまうと、敏感肌ではなくても次第にバリア機能が低下して肌荒れしやすくなってしまいますよね。
にがりで副作用がある時は飲もう
「肌に合わないけど、にがりのミネラルは摂取したい」と思う時には、化粧水として使うのではなく、料理に混ぜることが出来るにがりを購入して体内に入れてしまうことをおすすめします。
例えば、味噌汁やお茶の中ににがりを数滴入れるだけでダイエットが成功しやすくなったり便秘解消効果・肌がツルツルになる効果などが期待できます。
体のバランスも整うのでいいこと尽くしですよ!
まとめ
にがり化粧水はアトピー肌や敏感肌の人が使うと副作用を起こす可能性があります。
副作用を起こす理由は、大量のミネラルが刺激になる可能性があること、またにがり化粧水には保湿効果が高く期待できないことが理由でした。
でも、にがりは体内に必要とするミネラルが沢山摂取できるため、副作用なく摂取したい場合は肌につける化粧水を使うのではなく、味噌汁やお茶に入れてしまえるにがりを購入することがおすすめでした。