社会人で実家暮らしをしている人の話を聞くと「しんどい」と答える人は多いものです。
一見、お金が自由に使いやすいのでメリットが多いかと思いきや、精神的にしんどいと感じるようです。
本記事では、具体的にどんな所をしんどいと感じるのかご紹介いたします。
社会人で実家暮らしがしんどい理由
社会人で実家暮らしをしているとお金が使えてメリットが多そうに見えますが、実はしんどいと感じる理由を4つ紹介します。
・親の意見がうっとうしい
・頼られることが増える
・話が合わない・共感できない
・周りの目がしんどい
理由1「親の意見がうっとうしい」
社会人になると、結婚ラッシュが始まって次々と結婚していく友達が増えます。
親ももちろん、自分の子供が結婚適齢期に近づいていることが分かるので「うちの子は一体、いつ結婚するんだ!?」とやきもきし始めます。
すると、「いい人はいないのか?」「結婚する予定はないのか?」など、プライベートに口を出すようになってくるのでうっとうしく感じることが増えます。
理由2「頼られることが増える」
自分が社会人の年齢になると、親は高齢になり体調を崩しやすくなる人も少なくありません。
すると、高齢の親は近くにいる子供にどうしても頼ってしまうので「昔はこんなこと頼まなかったのに…」と思う、簡単なことでも頼んでくるようになります。
例えば、私のいとこは30代になっても実家暮らしをしていたのですが、ある時親から「ちょっと重いから、この鉢植えをこっちに運んでくれる?」とお願いされたそうです。
そして実際に持ってみた所、めちゃくちゃ軽くて「これ、絶対に親でも運べたじゃん…」と思ったと言っていました。
もちろん、子供として親を助けられることは積極的に助けてあげればいいのですが…
実家暮らしをしていると、「これって、どう考えても一人で出来るのに甘えてるな」と思うことも出てきて、「親に頼られすぎて自由がない」としんどくなってしまうこともあります。
理由3「話が合わない・共感できない」
せっかく実家暮らしをしていても、お互いにいい大人になってしまうと話が合わずに会話が楽しくないというデメリットが生じることがあります。
会話が楽しくないのは、イキイキした生活が送れませんよね。
このように楽しくない時間を長時間過ごしていると、「もし、結婚して家庭をもっていたら、こういう時は共感してもらえるんだろうな」と思うことも増えるので、親がうっとうしいと感じるようになってしまうことがあります。
理由4「周りの目がしんどい」
最後に、社会人になっても実家暮らしをしていると近所の人たちの目が厳しくなることがあります。
これは、直接本人に「まだ実家暮らし?」とストレートに聞くことはしませんが、なんとなく目線が冷たくなってくるのを感じます。
すると、「あぁ、まだ結婚せずに実家暮らししてるんだって思われてるんだな」とこちらも分かってしまうので近所の人たちにも会いにくくなります。
このように、実家暮らしをしていると楽だと思いきや、結構しんどくて辛いと感じることも多いものです。
親孝行が出来るというメリットも確かにあるかもしれませんが、親が元気な内は一度でいいから一人暮らしをして自立した人間に成長した方が、お互いにいいこともあります。
まとめ
社会人で実家暮らしがしんどい理由を4つご紹介いたしました。
・親の意見がうっとうしい
・頼られることが増える
・話が合わない・共感できない
・周りの目がしんどい
実家暮らしがしんどいと思った時には、実家の近くでもいいので一人暮らしを始めてみると良いでしょう。
一人暮らしをしてみると、人間として成長できるし親と程よい距離が保てるようになるので上記4つのしんどい悩みが一気に解消します。