健康志向が高めの人だと、おやつによく食べるカシューナッツですが・・・
実は生で食べると毒性があるので危険です。
本記事では、カシューナッツは生で食べるとどうして危険なのか?相性の良くない臓器などもご紹介いたします。
カシューナッツは生で食べると危険!スーパーのものは大丈夫?
カシューナッツを生で食べるのは良くありません。
なぜなら、生のカシューナッツには毒性が含まれているからです。
どんな毒性成分が含まれているのかというと、ウルシオールと呼ばれる成分。
このウルシオールと呼ばれる成分は、触るだけでもかぶれたり沢山摂取すると死に繋がる成分。
だからカシューナッツは生で食べてはいけません。
スーパーで売られているカシューナッツは安全!
では、スーパーで売られているカシューナッツは生じゃないのか?と不思議に思いませんか?
スーパーでは、カシューナッツがむき出し状態のまま、いかにも生っぽく売られていますよね。
結論から言うと、スーパーなどで売られている一般的なカシューナッツは、蒸したり炒ったりして毒性を抜いているので、安心して食べることができます。
だからスーパーに売られているカシューナッツはそのまま食べても死に繋がることはないのです。
カシューナッツと相性の良くない臓器は?
スーパーのカシューナッツは生ではないので安心ですが、控えた方がいい人もいます。
それは、腎臓機能の働きが弱っている人です。
なぜ腎臓機能が弱り気味の人はカシューナッツを沢山食べない方がいいのかというと、カシューナッツに含まれている「リン」という栄養分が、腎臓と相性があまり良くないからです。
リンという成分は、体内で摂取すると腎臓で処理をして体外に排出されるようになっているのですが、腎臓機能が落ちている人だとリンをうまく処理して排出することができず、血液の中に溜まっていってしまいます。
だから、腎臓が弱い人は積極的にカシューナッツを食べることはしない方が良いでしょう。
また、子宮が弱めな人も腎臓が弱いことがあるので、ちょっと気にした方がいいかもしれません。
栄養豊富なカシューナッツ!
このように、積極的に食べない方がいい人もいますがカシューナッツは実は栄養が結構豊富に含まれています。
だから、腎臓に問題がない人は意識して食べることをおすすめします。(食べすぎには要注意!)
カシューナッツに含まれる栄養成分で代表されるものは、「オレイン酸」。
オレイン酸は、生活習慣病の原因にもなる悪玉コレステロールの量を正常にキープしてくれる働きが期待できる成分です。
また、腸の動きを元気にさせる働きもあるので便秘傾向の人が食べてもGOOD。
この他にもカシューナッツにはビタミンやミネラル、妊活に欠かせない葉酸も結構含まれていますよ。
カシューナッツの摂取量は1日何粒?
うまく付き合って摂取し続ければ健康維持にも役立つカシューナッツ。
そのため、1日に食べても問題のない摂取量は知っておきたいもの。
カシューナッツは、成人大人の場合1日10粒を目安に食べることをおすすめします。
量で言うと、大体25グラム程度になります。
そしてどうせ食べるなら、食塩やオイルがついていない無添加のカシューナッツを選ぶのが良いでしょう。
「無添加のカシューナッツは味がしないから嫌だ」という人は、料理にカシューナッツを使用してみるといいですよ。
例えば、サラダの上のトッピングとしてカシューナッツを使用してみると、触感が楽しくなっておすすめです。
香ばしさもアップするし、オシャレ度も高くなりますよ。
カシューナッツは主にブラジル・ベトナム・インドが産地となっていて、高値ではありますがブラジルのカシューナッツを選ぶと品質が高く、より安心して食べられます。
まとめ
カシューナッツを生で食べると危険なわけは、「ウルシオール」と呼ばれる成分が含まれているからでした。
ウルシオールは沢山摂取すると死に繋がる可能性がある毒性成分なので、絶対に生のカシューナッツは口にしないようにしましょう。
スーパーのカシューナッツなら、ちゃんと蒸したりして毒性はない状態で売られているので安心してくださいね。
カシューナッツは、腎臓とあまり相性がよくありませんが、健康維持に役立てる成分が含まれているのも事実です。
そのため、1日の摂取量をしっかりと守って、食べ過ぎないように注意しながら適度に食べていきたいものですね!