健康のために昔流行った健康サンダルですが、今は体に悪いと認識する人もでてきました。
健康サンダルが体に悪いと言われだした理由は、皮膚が硬くなるからです。
本記事では、健康サンダルが与える体に悪い理由を詳しく説明します。
購入しようか迷っている人はチェックしてみてくださいね。
健康サンダルは体に悪い?皮膚が硬くなるのはなぜ?
そもそも健康サンダルが体に良いと言われてきたのは、足の裏にあるツボを適度に刺激してくれるから。
では、どうして体に悪いのかというと、長時間健康サンダルを履き続けることで皮膚が硬くなり、水虫に良く似た健康サンダル角質化症になってしまうからです。
・健康サンダル角質化症とは?
健康サンダル角質化症は、突起状が沢山ある健康サンダルを長時間履くことにより、足の裏が必要以上に刺激され、皮膚がとても硬くなってしまうこと。
特に土踏まずの部分が硬化しやすく、時々そのかゆみや痛みを伴うことがあります。
この症状は一見すると水虫にように見えるため、水虫だと思って病院を受診してみたけど、実は違っていたということもあります。
私の叔父も健康サンダル角質化症になりました。
本当に水虫そっくりだったので、いとこは「早く病院に行ってよ!」と言っていたのですが、なかなか行かず・・・
でも、いくら経ってもいとこに移ることがなかったので「珍しいね」と2人で言っていたのです。
ある時皮膚科の先生に診てもらう機会があり足の裏を見せたら健康サンダル角質化症だと言われていました・・・
健康サンダルはどんな時に使うのが良い?
素人考えでは、「健康になれるサンダルなんだから、履けば履くほど健康になれるんじゃないの?」なんて思いがちですよね。
しかし、健康サンダルはリラックスしたい時こそ履くべきサンダルなのです。
大切なことは、あくまでも健康グッズの1つにすぎず、やりすぎてはいけないということですね。
ちょっとリラックスしたいなと思った時に健康サンダルを履くことで、ツボを刺激してくれるのでマッサージ効果も重なり血流がスムーズになるというわけです。
そのため、日常的に履くことはやめて、ブレイクタイムにこそ履くようにすることをおすすめします。
健康サンダルで期待できる効果は?
健康サンダルで期待できる効果は、血流改善により冷え性が楽になったり浮腫みが解消されやすくなることです。
体の冷えは万病の元と言われる通り、体が冷えるとあちこちに障害が起こりやすくなります。
でも、健康サンダルを上手く使えば体がポカポカと温かくなってくるので冷え性が楽になり、ぐっすりと眠れることにも繋がってくるでしょう。
ただし、注意したいことは健康サンダルには科学的な根拠がないということ。
これだけ沢山の健康サンダルが世に出回っているので、さぞかし健康に関する根拠があるかと思いきや、健康サンダルで実際に〇〇に効果があるなどと言った証明はないので気を付けてくださいね。
健康サンダルは病気をしている人は注意して!
最後に、健康サンダルを履く時は、今疾患中の病気に影響しないか注意しながら履いてください。
足の裏のツボは70カ所くらいあるのですが、腎臓だったり消化管だったり本当に様々です。
そのため、体の弱っている部分に健康サンダルの突起が当たり続けると、刺激を受けすぎて辛い症状が出てきてしまいかねません。
私の息子もお腹が弱く、ある時消化器系のツボを少し長めにやってみたら、お腹が痛くなってしまいトイレに走り・・・しんどくなってしまったようでそのまま寝てしまいました。
本当にツボって結構長時間やっていると負担がかかるので気を付けてください。
まとめ
健康サンダルは長時間履き続けると、健康サンダル角質化症という皮膚になってしまう可能性があります。
健康サンダル角質化症は、健康サンダルの突起状のツボにより、足が必要以上に刺激を受けて、その刺激から皮膚を守ろうとして皮膚が硬くなることです。
稀にかゆみや痛みがでるので、健康サンダルを日常的に履き続けている人はリラックス目的で使用するように変えてみましょう。
また、もともと内臓系に病気を抱えている人も長時間の健康サンダルを履き続けるのは要注意です。
弱っている部分に繋がるツボを刺激し続けるのは、内臓にかなり負担をかけるので、あまりはかないようにすることをおすすめします。