父子家庭育ちの女性だと、勝手に「料理上手」と思われることがあります。
しかし、父子家庭で育ったから母親代わりをして料理を作り続けている人もいれば、そうではない人もいることを知っていただきたいと思います。
父子家庭育ちが料理上手というわけじゃない
私は幼い時に母親を亡くしました。そのため、母親が家庭料理を作ってくれた記憶は一切ありません。
父親は、それから家事に仕事に大忙しの日々でしたが、私のために作れる時にはいつも料理を作ってくれました。
晩ご飯はもちろん、作れる時にはケーキまで作ってくれていました。
一方、私はというと、父親が作ってくれるので甘えてしまい、高校生になるまで料理は一切しませんでした。
そして、大学生になった時に「そろそろ料理でもするか」ということで父親と家事を分担することに決まり、曜日を決めて私が作るようになったのです。
で、私は料理が上手になったのか?
結論から言うと、全く上手にはなっていません。
私はもう社会人ですが、仕事で疲れた時には2人でカップラーメンにしてしまう時もありますし、料理を毎日作るのがめんどくさいから「毎週火曜日は外食の日」と決めてしまっているからです。
つまり、気が向いた時しか料理はしていません。
きっと父親は「もっと料理してくれよ」と思っているかもしれませんが…
お金で解決できるのなら、お金を払って外食したいと手料理から逃げてしまうのです。
だから、父子家庭で育った人は絶対に料理が上手いと決めつけないでほしいです。
料理を作るのが上手な人の特徴
私が思う料理上手な人ってこういう人だと思います。
・安くて美味しい食材を知っている
高くて美味しい食材は美味しいのは当たり前ですが、安くて美味しい食材を知っている女性は、いつでも簡単に美味しい料理を作ることができます。
・冷蔵庫の余りもので作ってしまう
冷蔵庫の中身をチェックして、何でも作ってしまう女性も料理上手と言えます。
こういう女性こそ、主婦に向いている家庭的な母親なんだろうなとも思います。
・キッチンの上を片付けながら料理できる
料理が下手な人は、料理中に料理道具がどんどん増えていきます。
そして、出来上がった時にはキッチンが大変なことになっています。
でも、料理が本当に上手な人は、片付けながら美味しい料理を作ることができます。
とても手際よくキッチンを片付けていくので、段取りよく作らなければいけない料理でも順序を間違えずタイミングよく料理を作っていきます。
・自分の味を持っている
自分が「美味しい」と思える味を極めている女性も料理上手だと思います。
私なんて、煮物を作ると毎回バラバラの味になってしまいます。
「これこれ!この味だよね~!」と思わせることが出来る、バチッと味加減を決められる女性は素敵です。
まとめ
父子家庭で育ったからと言って料理上手だと決めつけるのは良くないと私は思います。
私は父子家庭で育ちましたが、料理をしなくていいなら毎日外食したいと考えているので、大人になった今も全然料理が上手くなりませんでした。
では、料理上手な女性ってどんな人なのか?
・安くて美味しい食材を知っている
・冷蔵庫の余りもので作ってしまう
・キッチンの上を片付けながら料理できる
・自分の味を持っている
この4つが揃っている女性だと思いますよ。