自宅で使えてキツい運動をせずとも、腹部の筋肉を鍛えることが出来るスレンダートーン。その手軽さから筋肉を鍛えたい男性はもちろんのこと、お腹のぜい肉を何とかしたい!と願う主婦の方からも絶大な支持を受けています。
しかし、スレンダートーンは間違った使い方をしてしまうと、チクチクと痛みを感じる場合もあるんです。
そこで今回は、スレンダートーンを使うとチクチクして痛い原因を検証していきましょう。
スレンダートーンがチクチク痛い
スレンダートーンがチクチク痛いと感じるのは、ジェルパッドが消耗している可能性があります。
いつものようにスレンダートーンを巻いて、スタートボタンを押すと、あの小さな針でチクチク刺されるような痛みがお腹に走りました。
スレンダートーンの公式サイトを見てみると、
「ジェルパッドに老廃物が付くと、粘着力が弱くなり、低周波シグナルが伝わりにくくなるので、スレンダートーンの機能が十分に発揮出来なくなります。また、パッドの粘着力が弱くなると、肌への密着力が弱くなり、エラーが起こりやすくなります。」
と書かれてありました。
なので、使い始めてからそれほど日が経っていなくても、複数人の家族で1台を使いまわしていたりすると、ジェルパッドに早くから老廃物が溜まってしまい、チクチク痛いといった問題が起こりやすくなります。
原因はジェルパッドの消耗
上記でも少し触れましたが、「ジェルパッドが消耗している」にもかかわらず使い続けていると、チクチクして痛いという症状が出やすいです。
中国製の偽物を使用している場合は論外ですのでここでは対象外としますが、スレンダートーンの公式サイトを読むと、「アブベルトの性能を保つためにはパッドの定期交換が必要」との記載があります。
それに、「約20時間(約40回)の使用が交換目安」との記載もありますので、不快な思いをしないためにも、きちんと守って使いましょう。
もちろん20時間使用せずともジェルパッドが破けてしまったのであれば、その時点で交換が必須となります。交換パッドは正規品であれば3000円〜4000円になります。
ただ交換する前に、チクチクして痛いと感じたら、まずは「ジェルパッドが汚れたり、乾燥していないかどうか」を確認してみましょう。
ジェルパッドの表面が汚れていたり、水分がなくなって粘性が落ちているとチクチクと感じる場合がありますので、霧吹きでジェルパッドを湿らせることで、長持ちさせることが出来ます。
体とパッドがピッタリ密着していない
「体とジェルパッドがピッタリ密着していない」こともチクチクする原因だと考えられます。
ベルトの巻きが緩い場合にこのような問題が起こりやすくなってしまうため、しっかりと巻き付けて、体とベルトとが密着されていることを確認してから使い始めるようにしましょう。
また、ジェルパッドの粘着力が弱くなったときも肌へ密着しにくくなってしまいますので、その際はジェルパッドを湿らせてみたり、それでもダメなときは交換するようにしてください。
ジェルパッドが骨の上にある
「ジェルパッドが骨の上にある」と痛みを感じてしまいがちです。
その場合には、スレンダートーンのベルトを巻き直して、ジェルパッドの位置を適性な位置に変更することで解決します。上はろっ骨、下は骨盤周りの骨に注意しましょう。
ひっかき傷がある
「ひっかき傷がある」ときにスレンダートーンを使用してしまうと、痛いと感じることもあります。電流を流すため、小さな傷でもピリピリ・チクチクと影響してしまうのです。
無意識にお腹を掻いちゃう癖のある方は要注意ですよ。
お腹に傷がある場合は、治るまで使用を中止するか、ひっかき傷の場所を避けて使用するようにしてください。
チクチクするときの対処方法
チクチクするときの対処方法をまとめると、ジェルパッドが肋骨の上にかかっている場合や、筋肉の少ないところにつけているとチクチクすることがあるので、場所をずらしてみてください。
また、ジェルパッドが敗れたり薄くなったりしているときは、ジェルパッドを新しいものに交換してみてください。
チクチクしたまま使用を続けていると、火傷のようになることがありますので、注意してください。
まとめ
今回はスレンダートーンを使っているときにチクチク痛いという症状の原因と対処方法を紹介してきました。
スレンダートーンは確かに「運動をせずに楽して引き締めることが出来る」と謳っている機械ではありますが、小さな傷があると使えないというデメリットはあります。
さらに約40回使ったら3000円〜4000円の交換パッドを購入しなければならないという点は、本体が安いので仕方ないかなと感じます。