1日の締めにはお酒を楽しみたいけれど、糖質が気になるという方に支持されている「糖質ゼロチューハイ」。
しかし、糖質ゼロチューハイは飲んでも本当に太らないのでしょうか?
飲み方を間違えると、ダイエットどころか体重がどんどん増えてしまうこともあり得るのです。
糖質ゼロのチューハイって太るの?
糖質ゼロチューハイでも飲み過ぎれば太ります。
理由としては、糖質ゼロと書かれている場合でも、その含有量か0.5g未満であればゼロと表示できるからです。
なので、糖質は全く含まれていないと信じ込んで毎日のように飲んでいれば太ってしまう場合もあります。
チューハイを飲んで太る原因3つ
1.おつまみのカロリーが高い
チューハイを飲んで太る原因の1つ目が、おつまみのカロリーが高いということです。
お酒を飲むと揚げ物が食べたくなるという方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえばフライドポテトはじゃがいもなので、糖質がかなり高くなっています。また、唐揚げも糖質は高くはありませんが、脂質がフライドポテトの2倍以上あります。
これではせっかく糖質ゼロチューハイを選んで飲んでいたとしても、ダイエット効果は全く得られないでしょう。
2.飲む量が多い
2つ目に飲む量が多いということです。
アルコールの分解は脂質や糖質などの代謝よりも優先して行われます。したがって、アルコール代謝が終わるまでは脂質は代謝されないということになりますので、お酒の量が増えるほど、脂肪として蓄積される量も増えるでしょう。
3.寝る前に飲んでる
3つ目に寝る前に飲んでるということです。
アルコール分解が終わる前に寝てしまうと、脂肪などが代謝されず、そのまま蓄積されてしまいます。
寝る前にお酒を飲む習慣の方も多いかもしれませんが、できれば寝る3時間前までにはお酒を終えるように心がけましょう。
ほかのお酒と比較すると、カロリーは低くない
糖質ゼロチューハイはもちろん糖質は0に近い(糖質の含有量0.5g未満)ですが、一方でカロリーは100gあたり60〜70kcalもあります。
なので、もしストロング缶を1本飲んだらかなりのカロリーになることは容易に想像できます。
チューハイはアルコール度数もあまり高くないことが多く、ついつい飲み過ぎてしまいかちですよね。
もちろんダイエット中であれば、一般的なチューハイを飲むよりは糖質ゼロの方を飲むことをおすすめしますが、飲みすぎてしまえば太ります。
太らないチューハイの飲み方は?
糖質ゼロ+低カロリーを選ぶ
1つ目に糖質ゼロに加えて、低カロリーと謳っているチューハイを選びましょう。
ノンアルコールにする
2つ目に、もしアルコールに拘らない方であれば、ノンアルコールチューハイにすると太りにくくなります。
おつまみは枝豆、冷やっこ
3つ目に、おつまみはサラダチキンや刺身、枝豆、冷やっこなど低カロリーなものを食べるようにしてください。
休肝日をつくる
4つ目に毎日飲まずに肝臓を休ませる日を作りましょう。アルコールを代謝をするときには普段よりも肝臓の負担が大きくなります。肝臓の働きが落ちれば、代謝も落ちて太りやすくなってしまうでしょう。
最後にチューハイをはじめとするお酒を飲むときには、お水も積極的に飲んでください。アルコールの代謝をスムーズにすることができます。
まとめ
糖質ゼロチューハイでも糖質が微量(0.5g未満)含まれている場合がありますし、カロリーも決して低くないため、毎日のようにたくさん飲んでいれば太ってしまいます。
加えて、おつまみもフライドポテトや唐揚げなどの油ものではなく、サラダチキンや刺身、枝豆などヘルシーなものを選ぶ配慮も必要です。
そして、アルコールを体内で分解するのには時間がかかるため、就寝時間の3時間前までにはお酒を飲み終えるようにしましょう。