一流の職人が集結し、デザインだけでなく品質の良さもGUCCIのバッグの特徴です。
ですが、グッチなど海外ブランドのバッグは、作られる国の気候に合わせて作られています。
つまり、日本のような高温多湿の国では保管方法を誤ると長持ちしないのです。
今回は、どのように保管すればGUCCIのバッグを長持ちさせられるのか解説していきたいと思います。
GUCCIのバッグは日本では湿気対策しなければ長持ちしない
GUCCIはデザインだけでなく品質の良さが特徴ですが、日本のような高温多湿の気候で使用することを想定して作られてはいません。
湿気がある場所にGUCCIのバッグを保管しておくと、使用されている接着剤が湿気に含まれている水分を吸い取り溶け出してシミになる恐れがあります。
また、湿気によってカビが生えたり、金属部分がサビたり、メッキが剥がれる恐れまであります。
つまり、GUCCIのバッグは日本で使用する場合、湿気対策をきちんとしなければ長持ちしないというわけです。
では、どのようにGUCCIのバッグを保管すれば良いのか見ていきましょう。
通気性の良い場所で保管する
GUCCIのバッグは湿気に弱いので、湿気が貯まりやすい押し入れやクローゼットでの保管は極力避けましょう。
どうしても押し入れやクローゼットでしか保管できない場合のポイントは、
・乾燥剤を使用する
・密着させずに適度な間隔をあける
・通気性の良い布製の袋や付属していたネル袋にバッグを入れる
・上段に保管する
・時々換気をする
という点です。
乾燥剤を使用する時の注意点
湿気を吸い取ってくれる「乾燥剤」。
バッグを購入した時にも付属していると思います。
そんな乾燥剤をバッグと一緒に保管するのは湿気対策にとても有効ですが、注意しなければいけない点が「香り」と「分量」です。
「香り」は、乾燥剤のニオイがバッグに移ってしまう恐れがあるので、市販の乾燥剤を使用する時は「無香料」の乾燥剤を使用しましょう。
また、「分量」は多すぎるとバッグの革を傷つけてしまうので、入れ過ぎには注意しましょう。
実は、バッグの湿気対策におススメなのが赤ちゃんの「紙オムツ」!
紙オムツは、1枚単位でバッグのなかに入れる量が調節できて、柔らかくてバッグが傷つきにくいアイテムなんです。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭はぜひ試してみてくださいね。
実は湿気対策にもGUCCIのバッグを長持ちさせる対策がある
実は、GUCCIのバッグを長持ちさせるには「湿気対策」以外にも対策があるんです。
直射日光があたらない場所で保管する
直射日光は、バッグに使用されている素材の劣化を早めてしまう恐れがあります。
また、色が褪せてしまう恐れもあるので、バッグを保管する時は直射日光があたらない場所で保管しましょう。
重たい物を入れない・淹れたままにしない
丈夫に作られているGUCCIのバッグですが、重たいものを入れたり・入れたままで保管していると型崩れしてしまう恐れがあります。
適度な間隔をあけて保管する
バッグに使用されている繊細な素材は、摩擦によって傷がつきやすくなります。
さらに、他の素材と密着させて保管すると色が移ってしまう恐れもあります。
適度な間隔をあけて保管するようにしましょう。
紙を丸めて入れておく
保管する時は、新聞紙などを丸めてバッグの中に入れておきましょう。
そうすることで湿気対策になるだけでなく、型崩れも防止できます。
防虫剤を使わない
大切なバッグなので、虫に食われたくないという気持ちは分かりますが、「防虫剤」は揮発(きはつ)すると、素材や接着剤などと化学反応を起こしてしまいバッグにダメージを与えてしまいます。
さらに、防虫剤のニオイも移ってしまう恐れがあります。
虫干しをする
春と秋の季節の変わり目など、風通しをよくして日にあてる「虫干し」をしましょう。
虫やカビがつくことを防ぐ効果があります。
まとめ
GUCCIのバッグは、日本の「高温多湿」、特に湿気への対策をしなければ長持ちしないバッグです。
せっかく手に入れた高級ブランドバッグ。
乾燥剤を使用したり、適度な間隔をあけて風通しをよくするなど、適切な対策を行って長く丁寧に使ってあげてくださいね。