栄養豊富なはちみつは、一定の温度以上のお湯に入れてしまうと良くありません。
「毒」とまではいかないまでも、健康的に飲むことが難しくなるのでおすすめできません。
本記事では、はちみつにお湯を入れてはいけない2つの理由と、一番おすすめする摂取方法をご紹介いたします。
はちみつにお湯(熱湯)を入れてはダメな2つの理由
はちみつって、温度によっては固まってしまうこともあるので「熱湯で温める」という人もいますが、あまりよくありません。
どうしてかというと・・・
- 栄養素が変化する
- 毒素が発生する
以上のデメリットが発生してしまうからです。
・栄養素が変化する
はちみつと言えば、アミノ酸やオリゴ糖、ビタミンなど豊富な栄養素が含まれていますね。
しかし、これらの栄養素は45度くらいから変化しはじめます。
そして、65度以上になると破壊されてしまうという性質をもちます。
・毒素が発生する
また、はちみつを65度以上の熱湯に入れてしまうとAGEs(終末糖化産物)と呼ばれる毒素が発生することも覚えておきたいこと。
AGEsはどんな特徴があるかというと、体の老化を加速させてしまうという特徴があります。
そのため、出来ることなら摂取したくはない成分。
ただし、このAGEsははちみつを加熱した時にだけ発生するのではなく、他の食材を加熱した時にも発生します。
そのため、必要以上にAGEsを「毒」だと意識する必要はありません。
はちみつのベストな食べ方は「そのまま食べる」
このように、はちみつは温度により栄養素が崩れやすくなるため、あまり加熱することはおすすめできません。
では、どのように摂取するのがベストなのか?
毎日、はちみつをティースプーン1~2杯ずつなめていくと、腸内環境も整いやすくなります。
例えば、おやつの時にスナック菓子を食べるのではなく、はちみつを舐めておくとかなり健康的なおやつになりますよね。
栄養豊富なはちみつの選び方
はちみつは、どんなはちみつを選んでも栄養が豊富なわけではありません。
はちみつは、「純粋はちみつ」「加糖はちみつ」「精製はちみつ」に分けられます。
この中で、一番栄養が豊富に含まれているのは純粋はちみつ。
純粋はちみつは人工的に手を加えておらず、はちみつ本来の美味しさを味わうことができます。
一方、加糖はちみつや精製はちみつは、ハチミツ風味。
つまり、人工的に甘味が加えられているはちみつなのです。
そのため、はちみつを選ぶ時には純粋はちみつを選ぶように心がけたいですね。
純粋はちみつのオススメはコレ!
「純粋はちみつが近くに売っていない!」
そんな時には、ネットで純粋はちみつを探してみると簡単に見つかりますよ!
オススメする純粋はちみつを3つご紹介いたします。
・かの蜂/レンゲ蜂蜜
非加熱の100%天然はちみつで、舌触りがまろやかなのが特徴です。
しっかりうま味も感じられるので、はちみつ好きとしては一度は食べてみたいものです。
・ブライトザマー/菜の花はちみつ
世界的に有名なブライトザマー社が手掛けるはちみつは、質の高いはちみつと人気があります。
菜の花はちみつが92%も含まれており、クリーミーなはちみつが好みな人におすすめします。
・サクラ印/純粋はちみつ
スーパーでも結構取り扱いが多いのが、こちらのサクラ印の純粋はちみつ。
クセがなく、使い勝手が良いので料理としても使いたい方やチェックしてみると良いでしょう。
まとめ
はちみつは45度以上で栄養素の成分が変化しはじめ、65度以上になるとAGEsと呼ばれる毒素が発生します。
そのため、はちみつはあまり加熱をせずに食べることをおすすめします。
例えば、おやつの時にはちみつをティースプーン1~2杯そのまま舐めるだけでも、甘味を感じながら栄養を摂取することができますよ。
また、はちみつを選ぶ時には純粋はちみつを選び、栄養がしっかり入っているものを選んでください。
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