何倍にも増える乾燥わかめ。手軽に海藻類を摂取できることから、多くの家庭で使われていますね。
本記事では、乾燥わかめの戻し方と食中毒の危険性をご紹介いたします。
乾燥わかめの戻し方のポイント!食中毒にならない方法とは?
乾燥わかめを戻す時の注意したいポイントは2つ。
- 使う分だけ乾燥わかめを取り出す
- パッケージの表示通りに水やお湯でわかめをもどす
以上の2ステップで完了します。乾燥わかめは水につけておくだけなので本当に便利な食材ですよね!
・使う分だけ乾燥わかめを取り出すこと
乾燥わかめを水につけておくと10倍くらいに膨張するため、パッケージに入っている乾燥わかめを全て水につけてしまうと大変な量になってしまいます。
必ず、使う分だけ取り出すようにしましょう。
・パッケージの表示通りに乾燥わかめをつける
例えば、パッケージに記載されている乾燥わかめの戻し時間が10~15分と書いてある場合は、その時間通りに戻すように心がけてください。
もし、10分つける所を30分もつけてしまうと、薄いわかめの場合は溶けてなくなってしまいます。
乾燥わかめは食中毒になりやすい?
わかめはサラダに入っていることから、生で食べられる食材として知られていますね。
そのため、乾燥わかめを水でもどした後はそのまま食べたいと言う方も多いはず。
その時に不安になるのが、食中毒です。
どうして食中毒の危険性が少ないのかというと、乾燥わかめは他のわかめと違って工場で衛生的に製造されているからです。
乾燥わかめは、塩蔵わかめの塩分を湯通しして抜いたり洗浄したりしてからカットされ、熱風が出る乾燥機で乾かします。
通常よりも衛生的に製造されているだけあり、よほどのことがない限りは食中毒の危険性が高まることはありません。
ただし、乾燥わかめを水で戻す時には表面についているホコリを払う程度のことはした方がいいかもしれませんね。
・乾燥わかめで食中毒の事例はある?
実は、乾燥わかめを水で戻して食べた人の中で、食中毒を起こした事例は1件だけ報告されています。
食中毒を起こした人はわかめサラダとして乾燥わかめを使用したとのことです。
ただ、これは乾燥わかめに食中毒になる菌が付着していたのではなく、カットする時の包丁やまな板に付着していた可能性も考えられますよね。
そのため、食中毒を徹底的に防ぎたい方は食材だけでなく包丁や生板などの調理器具も衛生的に使っているかチェックすることをおすすめします。
まとめ
乾燥わかめの戻し方は、使用する分だけ乾燥わかめを取り出して、たっぷりの水やお湯でパッケージに表示されている時間通りに戻すようにしてください。
食中毒が気になる方もいるかもしれませんが、乾燥わかめは他のわかめと違ってかなり衛生的に製造されているのでほとんど問題がありません。
もしも食中毒が気になる場合は、乾燥わかめを水にひたす前にほこりを払ってみたり、包丁や生板などの調理器具もしっかり除菌してから使うことをおすすめします。