ケトルの内側に付着した黒い点。
ちょっと見た目が悪いので何とかしたいと内側を綺麗にするものの、なかなか落ちずに困っていませんか?
本記事では、しつこいケトルの黒い点の落とし方についてご紹介いたします。
ケトルについた黒い点が落ちない時はクエン酸を使おう
ケトルについた黒い点は、量が多くなればなるほど落ちにくくなります。
1回では落ちないこともあるので、根気よく落としていく必要があります。
では、どうやって黒い点を落としていくのか?
黒い点を落とす時には、クエン酸を利用して黒い点を少しずつ落としていくのが害がないのでおすすめです。
クエン酸を利用した落とし方を説明します。
クエン酸で黒い点を落とす方法
クエン酸で黒い点を落とす方法は6ステップで完了します。
1. ケトルの中に水を満杯になるまで入れる
2. クエン酸を15gほど入れて沸騰させる
3. 2時間程度放置した後、ケトルに入っているクエン酸入りの水を捨てる
4. スポンジなどで優しくこすりながら黒い点を落とす
5. ケトルの中に水だけを入れて、再度沸騰させる
6. お湯を捨てて乾燥させたら完成
黒い点が1.2個発生しているだけなら、この方法で行えば綺麗に落とすことができます。
しかし、黒い点が何個もある場合は月に2.3回行い少しずつ落としていくようにしてください。
強力に落としたい時は重曹と混ぜる
どうしてもクエン酸だけで落ちないという場合は、クエン酸と重曹を一緒に入れて掃除すると綺麗になります。
また、重曹を入れることにより、クエン酸独得の酸っぱい臭いを消臭してくれる効果も期待できるので臭いに敏感な人は掃除しやすくなるというメリットも。
重曹を入れた時のケトルの掃除方法は基本的にクエン酸だけのやり方と変わりません、
クエン酸と重曹を3杯ずつ入れてから、掃除の工程を繰り返すことで綺麗に黒い点を落とすことができます。
ケトルに付着した黒い点は何!?
そもそも気になるのが、水道水を入れているだけのはずのケトルに付着する黒い点って一体何なのか?
結論から言うと、ケトルに付着した黒い点は「水道水のカルキ」です。
カルキとは水道水に含まれているミネラルのことで、体に害はありません。
そのため、ケトルに付着している黒い点も体に害はないということになります。
しかし、カルキというと白いイメージをもつ人も少なくないはず。
実は、カルキの塊は最初は白くても熱を加えていくと次第に黒く変色していくのです。
そして、このカルキは毎回綺麗に掃除をしていたとしても少しずつケトルの内側に蓄積してしまうため、気が付くと黒い点になっているというわけです。
やはり、掃除は必須ということですね。
ケトルを掃除する時に気を付けること
クエン酸や重曹を使用してケトルの黒い点を掃除する時には、メーカーの説明書をしっかり読んでから始めてください。
「掃除するのに説明書が必要?」と思う人もいるかもしれませんが・・・
クエン酸と重曹を一緒に入れると炭酸ガスが発生するため、水があふれ出てしまう可能性があるのでメーカーによっては重曹の使用を禁止していることもあるのです。
そのため、自分が持っているケトルは重曹を使用できるものかチェックすることが大切です。
また、掃除する時は誤作動を防止するためにもコンセントを抜いてから始めてくださいね。
まとめ
ケトルの中に付着している黒い点を掃除する時には、クエン酸を利用して掃除することをおすすめしました。
また、月2.3回クエン酸で掃除していても綺麗に黒い点を落としきれない場合は、クエン酸と一緒に重曹を入れて掃除すると綺麗になりましたね。
ケトルに付着する黒い点は、水垢と同じアルカリ性のカルキ(ミネラル)です。
そのため、酸性のクエン酸を入れることで汚れが中和されて落としやすくなるということです。
クエン酸も重曹も安全性の高い成分なので、使用方法を守れば問題なく使えます。
ぜひ参考にしてみてください。