お茶を放置しておいたら、透明で丸いゼリー状の塊が出来たことありませんか?
塊はなくても、黒い物体を見つけたことはありませんか?
これ全部、カビです!
本記事では、お茶を放置した時に出来るゼリー状の物体についてご紹介します!
お茶を放置して出来たゼリー状のものはカビ・・・
緑茶、麦茶など色々なお茶の種類がありますが、どんなお茶でも放置しておくと黒い物体が出来たりゼリー状のマリモみたいな塊が出現します。
このような異物は全てカビが原因。
ゼリー状になったものは、少しとろみがつくくらいの時もありますが、こちらもお茶がカビている証拠なので気を付けてください。
ゼリー状のカビを体に入れてしまったら!?
お茶がカビていることを知らずに、ゼリー状のお茶を誤って体に入れてしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
結論を申し上げると、ごく少量なら何も問題ないことが多いですが沢山飲んでしまった場合は注意してください。
お茶の中に出来たカビというのは保存状態が悪くて出現したカビなので、沢山飲みこむのは危険です。
体の免疫が少ない子供や高齢者だと、嘔吐したり腹痛を訴える場合があるのでしっかり様子を見ることが大切です。
そして、体調に異変がある場合は早めに病院を受診するようにしてください。
緑茶と麦茶はどちらがカビやすい?
「緑茶と言えばカテキンが含まれているから、殺菌作用もあるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、緑茶でも麦茶でもカビはできます。
でも、緑茶よりもやはり麦茶の方が断然カビが生えやすいので保存状態には気を付ける必要があります。
どうして麦茶の方が腐りやすいのか?
その理由は主原料が違うからです。
麦茶は緑茶のように茶葉を利用していないお茶で、主原料が大麦になります。
その他にも、穀物ならではのタンパク質やデンプン、糖質などが含まれているので腐るのも早いのです。
そのため、夏場などは特に麦茶を保存する場合は冷蔵庫保管をすることが大切です。
ゼリー状になる前に腐ったお茶を判断する方法
ゼリー状に固まる前に、お茶が腐ってしまった時は早めに捨てたいもの。
お茶は劣化してくるとカビや酸っぱい臭いがします。
また、舌がしびれることもあるのでこのような状況になっている時は、飲み込まずに吐き出して処分してください。
お茶の賞味期限をチェック!
お茶の賞味期限は、自宅で作ったお茶の場合は冬場でも2.3日が賞味期限だと思っておきましょう。
夏は1日でアウトですし、特に麦茶は翌日飲むのは危険です。
コンビニなどで購入したペットボトルのお茶の場合、メーカーにより賞味期限も様々ですが多くは未開封の場合5~12カ月程度もちます。
しかし、こちらも開封してしまうと空気中の雑菌が入ったり口の雑菌が付着するため当日中の賞味期限だと思っておきましょう。
一番安全に飲む方法は、全てのお茶は当日中に飲み干してしまうということ。
どうしても飲み干せない場合は、冷蔵庫保管をすることです。
まとめ
お茶を放置して出来てしまったゼリー状の物体は、お茶が腐ったカビです。
ゼリー状のものを見つけた時には、口に入れずに捨てるようにしましょう。
また、ゼリー状になっていなくても黒い沈殿物を見つけた時もカビなので捨てるようにしてください。
お茶が腐っているかどうかを判断する方法は、臭いや味をチェックすることです。
ゼリー状のものがなくても、酸っぱい臭いがしたり酸味があったり、カビ臭いなと感じた時には迷わず捨てるようにしたいですね。
特に麦茶は主原料が茶葉ではなく大麦なので腐りやすいです。
お茶は出来るだけ1日で飲み干すように心がけましょう。