ダイエットのために運動するのに、運動後に糖分を摂取するなんて考えられませんよね！？
でも、この運動後の糖分はむしろダイエットに効果的。
中でもオレンジジュースで糖分を摂取すると疲労回復効果も期待できるのでおすすめなのです。
本記事では、運動後にオレンジジュースを飲むのが効果的な理由や、オレンジジュースの効果的な飲み方についてご紹介いたします。
運動後のオレンジジュースは太るよりもダイエットに効果的
オレンジジュースを運動後に飲むのが効果的な理由は、疲労回復効果が早く実感できるからです。
私達は運動をすると筋肉がブドウ糖を消費します。
ブドウ糖は体内から消費されると吐き気や貧血など様々な悪影響が出るので素早く補う必要があります。
そこで、オレンジジュースを飲むと、ブドウ糖が素早く生成されるので体に悪影響が出にくくなるのです。
運動後30分以内にオレンジジュースを飲む理由は？
オレンジジュースを飲む時は、運動後30分以内に飲むのが勝負。
どうして30分以内に飲むことが大切なのかというと、運動したすぐ後というのは成長ホルモンが沢山分泌されているからです。
そのため、成長ホルモンが分泌されている間にオレンジジュースを飲むことで、運動により分解された筋肉にアプローチして、より良い筋肉をつけることに繋がります。
筋肉をつけながら脂肪を効率的に燃焼したいと考えるなら、成長ホルモンがしっかりと分泌されている時に飲むことが大切なのです。
オレンジジュースの効果は？
オレンジジュースには、様々な効果が期待できます。
・ミネラルの吸収をアップさせる
オレンジなどの柑橘系に含まれるクエン酸には、カルシウムなどのミネラルの吸収を高めるキレート作用という働きが期待できます。
ミネラルが体内に入ると体の老化防止に繋がるので、元気な体を維持しやすくなりますね。
・免疫力アップ
体内にウイルスが侵入すると、白血球により退治されます。
オレンジジュースには、この白血球の機能を高める働きがあるので免疫力アップにも繋がります。
・貧血予防
オレンジジュースに含まれる葉酸には、赤血球の生成を補助する役割があるので女性には嬉しい貧血予防も期待できますよ。
・アンチエイジング
オレンジに含まれるビタミンCには、老化の原因物質と言われる活性酸素を除去する働きがあります。
ビタミンＣは長く体内に留まることが出来ませんので、こまめにオレンジジュースを飲むことで長時間にわたり体内のアンチエイジングに役立てることが出来ます。
・美肌効果
ビタミンＣには、お肌の潤いをアップさせたりシミやそばかすを目立たなくさせる還元作用が期待できます。
「ビタミンＣ誘導体」というお肌に透明感を与える有名な成分がありますが、こちらはビタミンＣを安定化させて肌への吸収力をアップさせた成分なんですよ。
・むくみケア効果
体内にナトリウムが沢山入っていると私達の体は水分を溜めこもうとしてむくみの原因を作ります。
そこで、カリウムを摂取してみるとナトリウムが排出されやすくなるのでむくみケアに役立ちます。
運動後どのくらい飲むのがいいの？
では、オレンジジュースは運動後にどのくらいの量を飲むのがベストなのでしょうか？
オレンジジュースには果糖という糖分が含まれているので、沢山飲み過ぎると太ってしまいます。
だから、飲み過ぎることなく運動後の効果を高めたい時には、100％オレンジジュースを1日400cc飲むことをおすすめします。
400ccというと、大体コップ2杯くらいなので運動の休憩中に1杯ずつ飲むのがビタミンＣの効果を長く実感するコツですね！
果汁100%の「濃縮還元」と「ストレート」の違いは？
オレンジジュースの中には、濃縮還元とストレートの2種類が存在します。
大きな違いは製造工程にあります。
濃縮還元の場合、原料となるオレンジを絞って濃縮した後、再度水分を与えて元の状態へともどします。
一方、ストレートの場合は、オレンジを絞り出して低温でそのまま保存したものを言います。
しっかりとオレンジの香りを楽しみたい時には、濃縮還元よりもストレートの方がそのまま風味も味も残っているのでオススメですよ！
しかし、どちらを選んでもオレンジジュースから得られる効果・効能に違いはないので、自分の好きな方を選んで飲むことをおすすめします。
まとめ
オレンジジュースには運動後30分以内に飲むことで、効果的にダイエットや筋肉に作用してくれることが分かりました。
また、オレンジジュースには、疲労回復効果以外にも美容効果やアンチエイジング効果など、様々な効果を期待することが出来ます。
しかし、オレンジジュースには果糖という糖分も含まれているため、沢山飲み過ぎるのは太る原因になるのでＮＧ。
飲む時には、1日400ccを目安に飲み続けていくことをおすすめします。
美味しいオレンジジュースでダイエット中でも効果的に綺麗な体をキープしたいものですね！
