食物に良い肥料として人気の油かす。しかし、最近は「油かすを作ったら虫がわいた」と悩んでいる人も多くみかけます。
そこで本記事では、
・油かすに虫がわいたらもう使えないのか?
・虫をわかせない2つの方法
以上をご紹介いたします。
油かすに虫がわいたら使えない?
結論から言うと、油かすに虫がわいても虫自体が肥料として悪影響を与えるものではないので使えます。
しかし、虫がわいた油かすは悪臭が出ることもあるので、あまり使用はおすすめできません。
では、虫がわいた油かすを肥料として使用するにはどうしたら良いか?
虫が生きているまま肥料として使うのは、さすがに植物に悪影響ですからね。
虫がわいた油かすは、虫や卵を殺すために熱湯をかけて殺してください。
やり方は簡単で、軽く土をかぶせてから火傷に中止して熱湯をかけるだけ。
また、熱湯をかけた後にも土をかぶせておくと悪臭や再度虫が発生することを防げます。
・自信がない時は処分がオススメ
一度虫がわいてしまうと、どうしても使いにくいという人もいるでしょう。
そういう時は、残念ですが油かすを処分することをおすすめします。
また、一から作り直せば悪臭や虫の被害で悩むことはなくなりますね。
油かすで虫をわかせない2つの方法
油かすで虫をわかせないための方法は、
・冬に使う
・ボカシ肥として使う
以上の方法を心がけることをおすすめします。
・冬に使う
そもそも油かすというのは、冬に樹木の堆肥として使うことを目的としています。
しかし、今では夏場でもプランターの肥料として使おうと作成する人が多いことから、虫がわきやすくなっています。
適切な油かすを作る時期(冬場)を守れば、虫の発生を防ぐことが出来ますね。
・ボカシ肥として使う
他の肥料や堆肥と混ぜて使うことも虫の発生を防ぐいい方法です。
ただ、この場合「落ち葉」は使わないほうにしてください。
落ち葉を使うと、更に虫がわいてしまう可能性があります。
堆肥や有機肥料に混ぜて油かすを使えば、畑の堆肥としても使いやすくなりますね!
油かすを作る時に発生する虫の多くは、タネバエなどの幼虫です。
また、タネバエの幼虫だけではなく未発酵のまま蒔いてしまうとネズミを寄せ付けてしまう可能性もあるので注意したいですね!
まとめ
油かすに虫がわいた時は、虫を熱湯で消毒すれば再度使うことは可能です。
虫自体は肥料として悪影響がないので安心してください。
しかし、悪臭などが気になる場合は、虫がわいた油かすは使用しないことをおすすめします。
また、再度油かすに虫がわくことを予防するためには、冬場に油かすを使ったり、使用する時はボカシ肥として使ったりするようにしてください。
衛生的ではないと感じてしまうタネバエなどの虫の発生・・・
出来るだけ見なくて済むように、作る時期や作り方を守って挑戦してみてください。
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