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コストコのアガベシロップの危険性!太る・体に悪い?適量なら問題ナシ!

  • 2021年11月17日
  • 2023年1月19日
  • 健康食
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コストコにいくとアガベシロップは普通に売られていますが、米国の大学の研究結果により「健康的な甘味料」から「体への悪影響が懸念される甘味料」へと変わりつつあります。

実は、低GI(※)としても人気のアガベシロップは少量でも砂糖より強い甘みがあり、体への危険性があります。

本記事では、アガベシロップの危険性や太る理由について詳しく説明いたします。

※食品を食べたときの血糖値の上がりやすさを表した指数で、低GI食品は血糖値が上がりにくい。

コストコにあるアガベシロップの危険性について

一般的な甘味料よりも健康的と言われていたアガベシロップが危険だと言われるようになったのは、2つの理由があります。

  1. 果糖の過剰摂取が健康への悪影響を与える
  2. 製造工程で自然甘味料とは程遠い
  3. 原材料がアガベの樹液100パーセントではない製品も

さっそく、詳しく説明していきましょう。

1.果糖の過剰摂取が健康への悪影響を与える

カリフォルニア大学が発表した研究結果によると、アガベシロップに含まれるフルストークと呼ばれる果糖は、他の甘みに比べて血糖値が上昇しにくい低GIに分類されますが、長期的にみると中性脂肪や脂肪肝の原因になると指摘されました。

アガベシロップに含まれる果糖は、尿酸値を上昇させたり生活習慣病を発症しやすくなったり、血中の乳酸を増やす原因にもなると考えられています。

さらに、果糖は体内のミネラルを奪う働きがあることも指摘され、酸化による老化を加速させることが懸念されました。

参考URL:https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/

2.製造工程で自然甘味料とは程遠い

もう1つ、アガベシロップが作られる工程を確認してみると、とても自然甘味料とは考えにくいことも指摘されています。

アガベシロップはそのままでは甘みがないため、樹液を高温で煮詰めることで甘みを出します。

つまり、高温で煮詰めていく段階で、樹液に含まれる栄養素は変形したり失われたりするので、全く自然から採取された甘味料とは言い難いのです。

これらの疑問があるため、アガベシロップは最近は体にあまり良くない甘味料だというレッテルが貼られつつあります。

3.原材料がアガベの樹液100パーセントではない製品も

アガベ樹液100%にするためには、約5年の年月を必要とします。

このことから、製造工程が追い付かず他の成分を添加していることもあります。

果糖のとり過ぎには注意が必要

アガベシロップについては、体に悪いと捉えられつつある傾向があります。

アガベシロップに含まれるフルストークと呼ばれる果糖は血液中で分解されることがないので、肝臓で直接分解する必要があり、肝臓への負担もかかることから大量に食べることは避けたいですね。

つまり、アガベシロップはたくさん食べることで果糖による吸収不良を起こすということです。

そのため、アガベシロップは摂りすぎないように注意する必要があります。

アガベシロップが太る理由:脂肪が蓄えられやすくなる

アガベシロップが太る原因は、先ほどご紹介した「肝臓に負担がかかる」という所にあります。

通常の白砂糖の場合、果糖50%:ブドウ糖50%の割合で果糖が含まれています。

一方、アガベシロップの場合は果糖80%:ブドウ糖20%の割合で含まれています。

つまり、アガベシロップには肝臓がダイレクトに分解しなくてはいけないフルストークがたくさん含まれているので、肝臓が詰まりやすくなります。

そして、肝臓の負担が増えると脂肪が蓄えられやすくなるので太ってしまうのです。

アガベシロップの危険性が低くなる使い方

上記3つの危険性があるアガベシロップ。

危険性を減らして安全に使うためには、使用量を少なくすることが一番大切。

・砂糖より使用量を少なくして使う

アガベシロップを利用する時には、砂糖よりも少なめで使用するようにしてください。(目安として25%ほど)

アガベシロップをたくさん摂取してしまうと、フルクトースの過剰摂取に繋がってしまうため、害が生じる可能性があります。

アガベシロップは少量でもちゃんと甘味を感じられるので、量を意識して減らすことが健康を害さない方法です。

適量を守れば赤ちゃんや妊娠中の人でも食べて大丈夫

アガベシロップは基本的に赤ちゃんや妊娠中の人が食べても問題ありません。

適量を守るようにすれば、健康的に糖分を摂取できる手段になるはず。

ですが、先ほどもご紹介した通り、過剰摂取してしまうのは体に害を及ぼすので厳禁です。

アガベシロップの危険性が低くなる選び方のポイント

血糖値が上がりにくいことで人気となったアガベシロップ。

安全に選ぶためには、「原材料・添加物のチェック」と「オーガニック製品であること」を考慮してください。

1.原材料・添加物

アガベ100%で作られているのか?それとも人工的に着力料などの添加物が含まれているのか?しっかりチェックしましょう。

もちろん、一番良いのはアガベ100%のアガベシロップを選ぶことです。

2.オーガニック製品

オーガニック認証製品として、「有機JASマーク」や「USDA Organic認証」がついているものを選ぶことをおすすめします。

「有機JASマーク」や「USDA Organic認証」のマークがどんなマークなのか、事前に確認しておくとスムーズに選べますよ。

アガベシロップの嬉しいメリット6つ

アガベシロップを正しく利用すると、6つの嬉しいメリットが期待できます。

  • 糖尿病予防
  • ダイエット
  • 便秘解消
  • 免疫力アップ
  • アンチエイジング

アガベシロップは血糖値が上がりにくいことから低GIに分類される食べ物です。

そのため、ダイエットや糖尿病予防に役立ちます。

癌予防効果は、アガベシロップは糖化を予防する効果が期待できることから、癌予防としても注目されていますよ。

アガベシロップのおすすめ商品はコレ!

手軽に安全なアガベシロップを購入したいなら、このアガベシロップをチェックしてみてください。

・カークランド アガベシロップ

カークランド

コストコでも売られているのがこちらのアガベシロップ。

添加物が含まれておらず、メキシコ産の安心なアガベシロップです。

・シェフズチョイス オーガニックアガベシロップ

シェフズチョイス

オーガニックに特化した商品が魅力のシェフズチョイスから発売されているアガベシロップ。

甘味がありながら、クセがないことから料理にも使いやすいです。

・有機 アガベシロップ オーガニック

有機 アガベシロップ

メキシコの無農薬栽培で作られているアガベシロップ。

有機JAS認定商品されており、健康を意識する人たちに人気があります。

まとめ

アガベシロップに含まれるフルストークと呼ばれる果糖は体にあまり良くない影響を与える可能性があります。

アガベシロップの果糖は、血液中に溶け込むことが少ないため、肝臓が直接分解するので肝臓に負担がかかりやすく普通の糖分よりも脂肪になりやすいです。

また、心臓病や生活習慣病の原因にもなるので、食べ過ぎには注意してください。

しかし、同じ果糖が含まれるはちみつなどは、アガベシロップのように熱処理をしたり加工する工程がほとんどなく、果糖以外の栄養素もしっかりと含まれているので、アガベシロップほど問題ではありません。

むしろ、適量食べていればはちみつに含まれるミネラルや酵素が摂取できるのでダイエット中にもおすすめしたい食べ物です。

ダイエット中の糖分摂取は、はちみつで摂るようにして体に悪い影響を与えないものにしたいですね。

→体に安心な神戸養蜂場の「はちみつ」をみてみる

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