運動時の水運補給としての定番ドリンクと言えばポカリスエット!しかし、ポカリは糖分が多いから飲み過ぎると太ってしまいます。
でも、このようなスポーツドリンクも飲まないと熱中症の危険が高まりますよね。本記事では、運動やダイエットをしている時のドリンクの選び方をご紹介します。
ポカリを飲みすぎると太るのは糖分が多いから
ポカリはどのくらいのカロリーと糖分があるかご存知でしょうか?
実は、500ml当たり125キロカロリー&31gもの糖質があります。
「31gくらいなら・・・」と思うかもしれませんが、計量器で砂糖で31gを測ってみてください。結構な量だということが分かるはずです。
運動時はスポーツドリンクで糖分と水分補給が必要
これだけ多くの糖分が含まれていると、運動やダイエットする時には飲めないなと思いがちですよね。
しかし、ポカリが太るからとお茶や水ばかり飲んでいては熱中症の危険が高まります。
糖分がないとエネルギーチャージができません。だからこそ、スポーツドリンクの中に糖分は必要なのです。
もう少し詳しく、糖分が必要な理由を説明しましょう。
・水分が体内に吸収されやすい
砂糖に含まれるブドウ糖には、水分の吸収を高める働きがあります。
脱水症状を予防できるのは、ブドウ糖が塩分とともに水分の吸収を助けるからだと言えますね。
・糖分でエネルギーを補給する
糖分があるからこそ、運動をする時のエネルギー補給ができます。
逆に、糖分がないとエネルギー補給が出来ないため、パフォーマンスが下がる可能性があります。
運動やダイエットのときの選び方のポイント
では、どんなスポーツドリンクを選べばいいのか?
結論から言うと、スポーツドリンクは状況に応じて使い分けることが大切です。
ポイントは、「熱中症の危険があるか・ないか」です。
・夏の運動時(熱中症の心配がある)
夏の野外活動など熱中症の危険がある時には、糖分濃度が4~8g/100mLのスポーツドリンクを選ぶようにしてください。
汗を大量にかいてしまうため、糖分を与えてしっかり水分を吸収しやすくします。
ポカリスエットやアクエリアスが該当しますよ。
・軽い運動時(熱中症の心配があまりない)
一方、熱中症の危険がなく軽い運動をする時には、カロリーゼロのスポーツドリンクがオススメ。
水分と塩分が摂取できていれば問題ありません。
・ダイエット中
もし、ダイエット中である時には、糖分濃度が2~3g/100mLのスポーツドリンクやイオンウォーターがオススメです。
ちょっと薄めのドリンクにするだけでダイエット時でも飲みやすくなりますよ。
カロリー・糖分の比較
代表的なスポーツドリンクのカロリー・糖分はコチラ↓
・ポカリスエット→27キロカロリー、6.7g
・ボディメンテ→18キロカロリー、4.4g
・アクエリアス→19キロカロリー、4.7g
・アミノサプリC→16キロカロリー、4.0g
・GREEN DA・KA・RA→18キロカロリー、4.4g
※全て100ml当たりの量です。
人工甘味料のとりすぎにも注意が必要
糖質が少ないスポーツドリンクには、人工甘味料が含まれていることが多いです。何となく、砂糖よりは良いのでは?と想像しがちですが、人工甘味料のとりすぎは注意が必要。
なぜなら、甘いものには中毒性があるように人工甘味料の甘みにも中毒性があるからです。
人工甘味料でも、脳が「甘い」と感じ取ってしまうと血糖値が上昇してインスリンが分泌される可能性があります。
インスリンは、肥満ホルモンとも呼ばれる脂肪を蓄えてしまう分泌物なんですよ。
そのため、人工甘味料の甘さに慣れてしまうと、脳が普通の甘みでは物足らなくなり「もっと甘いものが欲しい!」と欲するようになることも。
健康にも良くないと言われることも多いことから、人工甘味料がたっぷり含まれているスポーツドリンクも避けた方がいいですね。
まとめ
スポーツドリンクの代表的なポカリスエットは沢山飲むと太ってしまいます。なぜなら、ポカリスエットには沢山糖分が含まれているからです。
しかし、糖分を摂取しないと運動時にエネルギーとして変換されません。
そこでオススメなのが、熱中症を基準としてスポーツドリンクを選び分けるという方法です。
熱中症の危険がある場合は糖分多め、危険が少ない場合は糖分少なめのドリンクにしてください。
また、人工甘味料が多く使われているスポーツドリンクも中毒性があるので避けるようにしましょう。
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