業務スーパーに売られているオートミールの安全性についてご紹介いたします。
オートミールは海外製のものがほとんどなので、気になるのは残留農薬による健康被害の影響ですよね。
結論から言うと、業務スーパーに使われているオートミールにも農薬は使われていますが、日本ではアメリカと同じ「健康に問題はない」というくくりになっています。
業務スーパーのオートミールの危険性(安全性)と農薬について
業務スーパーに売られているカナダ産のオートミール。パッケージの品質表示をチェックしてみると、品質管理を徹底していることや万が一に備えたサポートセンターの電話番号まで記載されています。
このことから、業務スーパーのオートミールは売られる前には安全性のチェックをしっかりと行っていることが分かります。
しかし、私達が一番知りたい部分「残留農薬はあるのか?」「発がん物質はあるのか?」という詳しい部分の記載はありません。
残留農薬は気にする必要なし
まず、残留農薬については健康被害を気にする必要はありません。
確かに、農薬は胚芽や皮の部分に浸透しやすいのでオートミールについても「全く残留農薬がない」ということはありません。
それに、万が一残留農薬の量が日本の設定基準を上回る量が検出された場合は出荷停止となるので、そもそも私達の口に入ることはありません。
そのため、業務スーパーのように正規ルートから購入することが出来るオートミールについては、必要以上に残留農薬を気にする必要もないのです。
オートミールの発がん性は大丈夫
オートミールに付着している農薬が原因で癌になったっという報告は、日本では今のところ1件も確認されていません。
・除草剤が問題
では、これだけ健康被害に問題がなさそうなオートミールなのに、どうして農薬が心配されるのか?
それは、オートミールに使われている除草剤が原因です。
そして、日本ではこのラウンドアップの使用を禁止していません。
海外では、除草剤を禁止する国も出てきている中で、日本はまだ禁止していないというのは、確かに不安を煽るものがありますよね。
WHOが定めているラウンドアップの発がん性については、5段階中の2になります。
2というのは、「おそらく発がん性が懸念される」という分類に値します。
・日本では発がん性が確認されていない
そこで、日本は独自に除草剤で発がん性が確認されるのかをチェックした所、除草剤を使用した食べ物からは発がん性が確認されなかったと結論づけています。
そのため、今でも日本は除草剤を使用したオートミールの輸入を認めているのです。
気になる人はオーガニックや遺伝子組み換えナシを選ぶ
このように、業務スーパーに売られているオートミールについては、日本は安全性が認められているものの、海外では使用禁止になっている除草剤が含まれています。
日本では除草剤による健康被害の影響はないので問題なく食べることができますが・・・
「安全性の高いオートミール」を手軽に買うなら一番手っ取り早いのは、ネットから取り寄せてしまうことです。
ネットを使えば、有機オーツ麦100%の無農薬で育てたオートミールを簡単に手に入れることが出来ますよ。
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まとめ
業務スーパーに売られているオートミールについては、農薬による安全性が厚生労働省に認められています。
そのため、安全性は高く健康被害の懸念もないと考えられています。
しかし、世界に目を向けるとオートミールに使われている除草剤が発がん物質ではないかと懸念されており、実際に除草剤の使用を禁止している国があることも事実です。
そのため、業務スーパーのオートミールを食べることに気が引けるという方は、ネットから取り寄せた安全性の高いオートミールを食べることをお勧めします。
これから農薬の基準はどんどん変化していくと思いますので、健康を意識して食べ物は選びたいものですね。
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